一瞬で資金が０に... ロスカットの大切さを学びました
どーもスッカラカン太郎です。
全てを失ったら何もなくなり、体の毒が全て抜け落ちたような気分です。
先週の木曜日にとうとう大損をこいてしまいました。
これまで順調に来ていたんですが、一気にどん底まで真っ逆さまに転落。
モチベーションもマイナスに振り切ってしまって、ブログの更新はおろか、FXの勉強やメルカリ転売もサボってました。
ただこのままではいけないと思い、土日はひたすらロスカットについて調べてました。
今までは「ロスカットなんてする必要ねーわ」なんて思ってたんですが、それが大きな間違いだったってことにようやく気がつきましたね。
今回はロスカットについて学んだことを書いていこうと思います。
暇な方はお付き合いください！
「ロスカットなんて必要ない！」が引き起こした2つの弊害
僕は今までロスカットは自分の手法とは無縁だと思ってました。
というのも、エントリーした方向と逆行してもナンピンで何とかなってたし、ただでさえ資金が少ないのに損切りばっかしてたら資金効率が悪すぎますからね。
しか～し、今回の大損失（自分の中では）を受けて、
「ロスカットしないと逆に効率悪くね？」
「しないやつって何考えてんの？馬鹿なの？」
って感じで、手首ちぎれるくらいの手のひら返し中です。
今回の大損を経験して、
- 絶好のチャンスを逃してしまう
- 結局、想定していたよりも大きな損失になってしまう
この2つのことを学ぶことができました。
1.絶好のチャンスを逃してしまう
僕は今までエントリー方向と逆行するとナンピンをして逃れてきました。
ただナンピンしてからプラスに転じるまで、ほとんどの場合長時間耐えることになるんですよね。
耐えてる間は維持率ギリギリなんで新しくエントリーできるわけもなく、他の通貨ペアで絶好のチャンスがきても、ただ指をくわえて見てるだけ。
結局のところ損切りしないと資金効率が悪いことに気がつきましたね～
2.結局、想定していたよりも大きな損失になってしまう
ナンピンして待っている間ってめちゃくちゃ長く感じます。
しかも価格がどんどん逆行していくと、ストレス溜まりまくりのイライラしまくり(笑)
さらにさらに、耐えてる時間が長くなってくると、マイナスを抱えたポジションを放置して、「トレード」から「お祈り」へと昇華。
最終的に許容範囲を超えた損切りをして
- 時間を無駄にしてしまった
- もっと早くロスカットしてればよかった
- もうなにもしたくない
- etc....
という感じで絶望のどん底に落とされちゃうんですよね。
ほんとなにもいいことない！
たまに損切りしなくても結果オーライで助かることがありますが、それっとほんと奇跡的なことなんですよね。
その奇跡を毎回期待するのはもはやトレードではないんです。
ただのお祈り。
まだまだ金額の小さいうちに、このことに気づけたのは逆に良かったです。
ってな感じで、ここまでロスカットしないことで引き起こされる弊害について書いたんですが、次はそもそも「何で損切りできないのか」ということについても書いていこうと思います。
まぁ、僕が感じたことなんで参考になるかどうか微妙なとこなんですけど...
とりあえず細かいことは気にせず書いていこー！
個人的に思う損切りできない5つの原因
1.損することへの恐怖
もちろんこれですよね～
「ここで損切りしなければ、ワンチャン逃げ切れる可能性あるで！」
なんて耐えてる時毎回思います(笑)
利益になる可能性もあるっていう淡い期待があるから、含み損を抱えたポジションを持ち続けてしまう気がしますね。
2.まったく根拠のないプラス思考
エントリーした方向から逆行していっても、なぜか自分でもわからないんですけど、「こっから回復するはず。」っていう何の根拠もない期待を持ってしまうんです。
期待してしまうから損切りできないんでしょうね～
3.有名な投資家やアナリストを盲信してしまう
これは僕がよくしていたことなんですが、有名な方々のブログやツイッターでのつぶやきを見て
- この人がこう書いてるからここでエントリー
- 個人的には違うと思うけど勝ってる人がここでエントリーしてるから
みたいな感じで自分では何も考えずエントリーすることが多々ありました。
そういうときって負けることが多いんですよね。
自分で考えてない上に、勝ってる人と同じことしてるから大丈夫と思い込んでしまって、損切りできませんでした。
4.必死に分析した自分を正当化してしまう
ニュースサイトやチャートをじっくり見て、時間をかけて分析したにも関わらず、自分の想定とは違う動きをするとめちゃショックを受けます。
そういうときに僕がしてたのが「自分の分析を後押ししてくれる情報を探す」ことでした。そんなことしても後の祭りだよって感じですけど...
ただこれすると気持ちが楽になるんですよね。
これも根拠のないプラス思考ってやつかもしれないです(笑)
5.自分への絶対的自信
これは(4.)の正当化に繋がると思うんですが、必死に時間をかけて分析して持ったポジションは絶対に上手くいくと思いがちです。
何事にも絶対なんてないはずなのに、「労力と時間をかけてるんだから、この努力は絶対に報われるはず」って勘違いしてしまう。
経験やきちんとなされた努力に裏打ちされた自信ならいいと思うんですが、
初心者のくせに何を思い上がってるんだって感じですよね。
ほかにも損切りできない原因はあると思いますが、個人的にはこの５つが主な原因だと考えてます。
感情や情報に振り回されないために「ルール」が必要
やっぱり何事にもルールは必要だなと改めて思い知らされました。
何も考えず無意識にトレードしてしまうと、感情や不必要な情報に振り回されて、期待値の低い行動ばかりとってしまいます。
そもそも不確定要素の多いトレードにおいては、初心者の僕には分からないことの方が断然多い。
それなのに自分で出来る最低限のこともできなければ、今後トレードで勝つことはできない気がします。
ロスカットルールをしっかりと設定して、損失額をきちんと把握することで、冷静に安定したトレードが出来るんだと思います。
さいごに
今までロスカットに対してマイナスなイメージしか持ってませんでした。
でも今回改めてロスカットについて勉強したおかげで、
ロスカットは損失を限定して、自分の資産を守ってくれるめちゃくちゃ重要なものだということに気づくことができました。
今後は1回１回のトレードで一喜一憂するんじゃなくて、複数回のトレードでの最終的な結果を大切にしていきたいですね。
辛いから遠ざけるんじゃなくて、真摯に向き合って苦手を克服することができれば、ロスカットを武器に変えることができると思います。
短期的な勝利じゃなく、今後ずっと利益を上げ続けられるようなトレーダーになるために日々努力を積み重ねていきます！
今回はおわりっ
